下の娘のUちゃんが今日誕生日を迎えました!
修正月齢では10ヶ月だけどね。
思えばここまで長い道のりでした。
未熟児としてこの世に生を受けたUちゃん。
最初は仔犬サイズでした。
肌の色も悪く、呼吸器がつけられ、全身色んなところに計測器具をつけ、ずっと点滴で命を繋いでました。
初めてミルクをあげるとなった時は1食ほんの数ミリずつ。
しかも胃まで入れたチューブをつたって飲んでたので、実質飲んでないに等しい状態。
それでもそれを吐き出すことなく飲んでくれて、気がつけば身体も大きく育ち本来の予定日を迎えてました。
とはいえすぐに退院できるわけでもなかった。
保育器からでてもなかなか呼吸器が手放せないUちゃん。
検査も何度か呼吸が止まり中止になったり。
NICUって怖いところですよ。
集中治療室というだけあって患者の数は限られているのですが、みんなマックスにやばい状態が多かったです。
私が通ってる間でも3回は他人の赤ちゃんの心臓が止まってました。
妻さんもそういうのは何度か目撃していたらしいです。
生きているだけでも奇跡なんだなとその時強く思いました。
同時にこの子は本当に大切にしようと心から思いました。
そんな決意も退院してみると反故にしちゃうのが大人。
やはり夜泣きはうっとおしいし、意思の疎通が取れないからイライラする。
Uちゃんの優れているところはうんちをした時泣いてくれること。
上の娘のCちゃんはケロッとしてたので気がつくのが遅く、いつもお尻を赤くしてました。
Cちゃんには本当迷惑かけたし淋しい思いをさせたと思う。
妻さんが入院になってから退院までの3ヶ月間、Cちゃんは私の実家で生活していました。
ほぼ毎晩夜泣きをして、ほぼ毎晩お漏らしをしていたそうです。
そりゃ4歳児には過酷ですよ。
突然、今日からパパとママとは一緒に住めないからね。
おばあちゃんと仲良くね。
なんて言われて泣かないで気丈に振舞ってたけど、やはり4歳児は4歳児。
週末は遊びに行ってあげるようにしてましたが、ちょっとした事ですぐ泣くようになっちゃいました。
ストレスハンパなかっただろうな。
一緒に住めるようになっても病弱な赤ちゃんがいるからCちゃんはいつも後回しになってた。
ちょっと待ってと言われすぎてるだろうな。
お姉ちゃんだから我慢してとかは言いたくないから言わないけど、この1年向けてあげれた愛情の量は限りなく今までより少なかったと思う。
とは言え、怒って暴れたりもしたいし親としては良い子にしてくれてるのでとても助かってます。
Uちゃんが1歳になると同時に、Cちゃんはお姉ちゃん2年目を頑張って行って欲しいと思います。
Uちゃん、誕生日おめでとう。
生まれてきてくれてありがとう。
これからもよろしくね。
コメント