普段の生活の中でカタカナ語って多いですよね?
会社でもよく使います。パソコンがウイルスに感染しないようソフトをいれてね!とか日常会話ですよね。ファッション雑誌なんかカタカナしか使ってないような・・・。
私が思うには、日本人が英語できないとか、喋っても通じないとか、グローバル化がなかなかできないのはカタカナ表記のせいだと思ってます。
カタカナにするから余計発音が変になるんですよ!
英語のローマ字読みへの変換
ローマ字はそもそも日本語を表現する方法の1つで、アルファベットを使って日本語を書く方法です。
この方法を使うと、外国人が日本語が読めなくても、日本語が喋れるようになります。
"Nihongo deki masu!"みたいな
英単語も実はローマ字読みに変換されてからカタカナになっているケースがかなり多いです。
例1:bath -> バス
この例文はその典型ではないでしょうか。"ba"は"バ"とローマ字で読みますし、"th"はそもそも日本人には発音が難しいので音が近い"su(す)"に置き換えられています。そもそも、"th"の発音ができない限り言葉は一生その音は通じないのですが、その話はこの際置いておきましょう。
この例を元に考察すると、以下の方程式が成り立ちます。
bath = ba su = バス
うん、そりゃ発音はおろか、英単語のつづりをなかなか覚えられないわけだ。ローマ字の音と英語の音は似ていても表記が全く違うからね。
逆を行くと、例えば "スクール" という言葉を英語にしてと英語初心者に聞いたとしましょう。ローマ字だと "suku-ru" もしくは "sukuuru" が妥当でしょうか。これからどうやって "school" が導き出せるのか・・・。うーん、むずかしい。
英単語のカタカナ表記を改めるべき
先ほどの bath や school はまだいいとしましょう。(どこが?!)でも、中にはカタカナ語が全く元の英語と発音が違うものもあります。
例2:virus (日:ウイルス / 英:ヴァイラス)
例3:panel(日:パネル / 英:パァノォ)
例4:image(日:イメージ / 英:イミジ)
例5:post-it(日:ポストイット / 英:ポゥスティッ)
例6:apple(日:アップル / 英:アァポォ)
例7:mountain(日:マウンテン/ 英:マァゥッンー)
発音をカタカナで表現するのは難しいな・・・。
じゃなくて、声にだして読んでください!結構違いますよね?
このように実際のカタカナ表記が間違っているせいで日本人たちは間違った発音を覚えてしまうんです。それでどんだけ英語を勉強しても通じるわけがない。
別に現地人と一緒な流暢な英語を日本人に求めていません。英語のローマ字読みや本来の発音から遠いカタカナ表記をやめたら一気にうまくなるんじゃないかと思っているだけです。
ジョン万次郎に習え
かの有名なジョン万次郎は歴史に残しています、"water = ワラ"と。これの方が"ウォーター"より明らかに発音が近い。誰だよ"water"を"ウォーター"って言い出したやつは!
他にジョン万次郎が残した英語のカタカナ表記にはこのようなものがあります。
「cool」=「こーる」
「water」=「わら」
「Sunday」=「さんれぃ」
「summer」=「しゃま」
「cat」=「キャア」
「night」=「ナイ」
「question」=「コシチャン」
「What time is it now?」=「ほった芋いぢるな」
有名なのは最後の「ほった芋いぢるな」ですかね。これ、一度大学のオーストラリア人の先生に試したことあるのですが、通じました。ジョン万次郎すごい!
ジョン万次郎ががすごいというより、彼はきっととても素直な人間だったんでしょうね。読み書きもできない状況から教えてくれる人もいなく英語も覚えたし、アメリカで学校にも通ってましたし。
そして何よりも、間違った発音をそもそも知らなかったからこのような綺麗な表現ができたのでしょう。
まとめ
日本のカタカナ表記には英語と全く発音が違うものが多いことがわかってもらえましたか。もっといっぱい例を書いた方がいいかな?書こうと思えばいくらでも出てくる・・・。
そんなカタカナに汚染されている日本人だから英語が上達しないのだと私は思います。ジョン万次郎を見習い、もっと本場に近いカタカナ表記を小さい頃から見ていれば、今より英語に親しみやすいと思いません?
これからの子ども達はきっと私達よりも英語に慣れることが求められると思います。身近なとこからカタカナ表記を直していくのはどうでしょうか。
コメント
[…] なお、カタカナ表記を変えようぜ!と提言してますが、なるべく通じやすい元来のカタカナ表記をこの記事では使ってます。Lose the battle, win the war的な考えです。 […]
[…] 以前 カタカナ語が日本人をだめにしてる みたいな記事を書きましたがそれも関係しています。 […]