さて、これもまた投稿が遅くなりましたが、一年時の第四課題である菊底編みバスケットが完成しました。
今回のバスケットは底の部分が菊底編みでできていて、周りはござ目編みという編み方になっています。
そして縁の部分を竹で巻いています。
竹ってあんなにぐるぐる巻いてもなんとかなるんですね!
底の部分の菊底編みはこのようになっています。
竹を互いに重ねて菊の模様になるように配置して、1mm×1mmのひごでぐるぐる固定します。
この細いひごを作るのがまた大変で。
本当は長いのを取れば本数が少なくて済むのですが、私はぶちぶち切れてしまったのでたくさんついでここまでなんとか形にすることができました。
もちろん、その細いひごが終わったらもう少しだけ幅が広いひごでさらに編みます。
細ひご、嫌いになりそうでした(涙)
縁の部分を巻いている竹ですが、実は二重構造になっています。
今まで作ってきた籠のように縁があるのですが、その上からまずは身竹を巻いていきます。
身竹とは皮がない竹のことです。
それで下巻きをして、その上から皮のついた竹を巻いていきます。
下巻きをすることによって縁をぎゅっと硬くできるし、凹凸がなくなるので皮の竹が割れにくくなるんですよ。
どれだけ割れにくくなっていたとしても、巻いている時に変な動きをして割ったりはしていますけどね、残念ながら。
そういう時は思い切ってその場で切って継ぐか、あまり巻いていない場合は別のひごに取り替えます。
地味に面倒な作業でした。
よく見ると隙間だらけですもんね。
また竹を巻くことがあれば、もっと綺麗にできるといいな。
コメント