先日とある農家の方から格安で梅をいただいたので、梅酒を作ってみました。
作ってみたといっても、飲めるのはまだまだ先なんですけどね。
ということで、今からでも間に合うので梅酒の作り方公開します!
梅を入手する
これは簡単ですね。
私のように生産者から譲ってもらったり、スーパーで買ったりになると思います。
今時期の青梅は大体1kg 1000円ぐらいですね。
南高梅とか鶯宿とかいろいろありますので、近所のスーパーを調べてみてください。
もっと安けりゃラッキーってかんじです。
また、量を買うと安かったりします。
過去に5kg 3500円という設定の梅を買ったことがあります。
友人や家族で分け合って梅酒を作るならこれでも問題ないですね。
梅も色々な種類が出ていますが、なるべく果肉が多いぷっくりしているものを選びましょう。
大きさで分かれているので、1Lよりは2L、2Lよりは3Lの方がお勧めです。
青梅でなくても、熟して黄色くなっている梅でも問題ないです。
ただ、熟している梅は傷みやすいので、傷がないかちょっとだけ注意してあげてください。
梅以外で必要なもの
梅を買っただけでは梅酒ができません。
ほかにも色々と買う必要があります。
自家製梅酒の材料の一覧はこちらです。
- 梅 1kg
- 瓶 4Lタイプ一つ
- 氷砂糖 1kg
- お酒 1800cc
- 爪楊枝 数本
私が今回つくる梅酒は梅1.5kgいれます。
毎年1kgでつくってたので、今年は梅多めにして味に変化をつけようかと思います。
瓶はおなじみの4Lの瓶です。
安いのから高額なものもありますが、700円ぐらいでした。
氷砂糖はよくスーパーにおいてある400円のものです。
お酒は今回はブランデーにします。
1本900円ほどのものを3本買いました。
1本640mlなのでちょうどいい感じ。
そして最後の爪楊枝。
これは梅についてるヘタの部分を取る時に使います。
下準備
作業に入る前にやることが2つほどあります。
瓶を消毒
消毒というと大げさな気がしますが、ようはきれいにしとくことです。
まず、普通にきれいに洗います。
洗い終わると瓶に熱湯を少し入れてまわしながら中身を捨てます。
くれぐれも、火傷しないように注意してください。
あと熱湯入れすぎると瓶が割れるかもなんで少量でいいです。
きれいなフキンでさっと拭いたら口を下向きにして、完全乾燥させます。
乾燥したら少量のお酒を瓶に入れて中に入ってしまったほこりを流します。
熱湯の時と同じ感じです。
お酒を入れるタイミングとしてはほかの準備がして瓶詰めする直前です。
それまでは乾燥させておいてください。
梅のヘタ取り
ここで爪楊枝が活躍します。
ヘタの部分に爪楊枝をぶっさしてぴょーんってします。
ぶっさして、ぴょーん。
ぶっさして、
ぴょーーーーーーん!
慣れるまでは大変ですが、慣れたら早いです。
間違って梅や指を刺さなくなったらヘタ取り名人です!
梅を洗う
もしかしたらヘタを取ったときに洗ったかもしれませんが、改めて書きます。
梅を洗います。
たとえ無農薬栽培だとしても洗います。
なぜか?
そりゃ流通する間に何かとくっついちゃいますやろ~(適当)
まぁ細かいホコリやら汚れやらを落とすためですね。
あと自分や生産者や小売の人の手についていたごみやら何やらを落とす意味もあります。
水洗いでいいです。
中にはアク抜きと称してしばらく水に漬け込む人もいます。
私個人としてはアク抜きはしてません。
まぁ水につけながら洗ってるんで長く浸かってるのはアク抜きできているのかな?
とりあえず、きれいに洗って自然乾燥させます。
瓶につめる
ここまでできればあとは瓶につめるだけ!
梅・氷砂糖・梅・氷砂糖と交互に瓶につめていきます。
お酒入れると分離しますが、ここは儀式的なものと思って頑張ってください。
ちなみに、このまま放置すると梅シロップになります。
梅シロップはいつも余った梅と砂糖で作ってます。
炭酸で飲むとおいしいんですよね~。
おっと、脱線しました。
最後にそーっとお酒を入れて完了です。
最初は梅と氷砂糖が交互に入った状態になりますが、氷砂糖が溶け出すと綺麗に分かれます。
飲めるまでの作業
飲めるようになるまで作業を続ける必要があります。
1日1回瓶をそっと回して溶けた氷砂糖・お酒・梅エキスが混ざるようにしてください。
そのままでもなんら問題なく梅酒になりますが、世話をしてあげたほうが早く仕上がります。
この作業は氷砂糖とお酒が完全に混ざるまで続けます。
結構な月日やります。
2週間もあればだいたい混ざると思いますが、混ざってるようでもたまに瓶をゆらしてあげてください。
それなりに混ざっちゃえば、冷暗所で放置でも問題ないです。
たまに思い出したときに確認して少し瓶をゆすってください。
まとめ
いかがでしたか?
結構簡単ですよね?
今回は梅をそのまま入れたので最低1年は寝かしておいたほうがおいしく仕上がると思います。
そんなに待てない!って方は梅に切り込みを入れてから瓶詰めしてください。
その際切り込みを入れる包丁の消毒もきちんとしてくださいね。
また時間がたつにつれて切り込みを入れたところが黒くなりますが、それは梅がお酒や砂糖を吸収して変色しているので問題ないです。
どっちにしても半年は最低放置プレイですね。
皆さんの梅酒がうまく仕上がることを祈ってます!