豊川稲荷、実は神社ではなくお寺だった!

豊川稲荷ですよ、伏見稲荷ではございません。

豊川稲荷は初詣の参拝客が150万人を超える、愛知が誇る三大稲荷の内の一つです。

この豊川稲荷、実は正式には曹洞宗の寺院で「豊川閣妙厳寺」といいます。

寺なので二礼二拍手はダメですよ~。

 

 

豊川稲荷は室町時代、時は嘉吉元年(1441年)に開山されました。

華蔵義曇(けぞう ぎどん)という浜松にある普済寺を開いた方の弟子で三河出身であった東海義易(とうかい ぎえき)が開創しました。

名前の漢字難しいですね・・・。

境内に「豊川吒枳尼真天(だきにしんてん)」が稲穂を担いでいる象があるのですが・・・

えっと、簡単に説明すると、遠い昔、高僧・寒巌義尹(かんがん ぎいん)が修行のために中国に渡った時に白い狐にまたがった枳尼真天を見て感動し、日本に帰った後自分でその姿を彫り、守護神として祭ったという話が由来になっています。

いたるところにある狐の象。

狐といえばお稲荷さん。

ということでお寺である「豊川閣妙厳寺」はいつの間にか「豊川稲荷」と呼ばれるようになりました。

この話って、完全にただの豆知識ですね。

もし年末年始に豊川稲荷に行くことがあったら、友達に説明してください。

ドヤ顔でお願いします。

そして参拝時は二礼二拍手ではなく、静かに手を合わせるんですよ!

 

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