そういえば、2020年からは小学校でもっとまじめに英語をやらせようって話ですね。
え?今更何をって?
だいぶ古い話ですみません。
でも、現場は恐怖におののいてますよ(友人教師に聞いた話)。
何が怖いのかわからんけどね。
実は既に2011年からは小学校5,6年生は英語の授業受けてるんです!
だがはたしてその内容は・・・。
今現在小学生5,6年生が受けている「外国語活動」は年間で見ると35単位程度の授業です。
(あれ?あってる?今現在の数値募集中!)
目的としては外国語に慣れ親しむこと、外国語でのコミュニケーション能力を少しでもいいから養おうってところです。
授業では歌うたったりゲームしたりという内容。
Cちゃんの幼稚園と何も変わらんw
新しく実施される内容は小学校3,4年生の間から週1~2回の授業を使用って感じです。
また今までの小学校5,6年生対象の授業時間も増えるそうです。
今までの内容にプラスで教科書もつかい、中学校で習ってる内容を小学校のうちにやろうって話です。
ん~。
これってさ、遅くない?
まさかと思うけど、オリンピックをみすえてとか?
まじで遅くない?
1970年に大阪で万博あったよね?
その時から小学校での英語教育始めておけばよかったんじゃね?
そういえば思い出した。
あれは日本に帰ってきて間もないころのこと。
学校の英語のテストで明らかに正解な問題にバツがついてた。
先生見間違えたのかな、指摘して点数上げてもらおうと先生につめよったらまさかの回答が帰ってきた。
「それ、アメリカでよくても日本じゃだめなんだ」
は?
わけわからん。
そもそも英語って日本の言葉じゃないんだから現地で育ったこっちの意見が正解じゃないの?(今更ですが、帰国子女なんです、私。)
まったく解せん答弁だったけど抗議しても覆らなかった。
スパゲティもまともに発音できないくせに・・・。
なにがいいたいかというと、
2020年からスタートする"さらに良くなる英語教育"レベルでちゃんと英語できるようになるのかがかなり疑問。
たかだか週何時間の授業レベルで英語は身につかない。
まぁ意識高い人たちは駅前留学したり、ガチの留学したり、それこそ外国人の家庭教師をつけたり、スタバで外国人とイチャイチャするんだろうけどね。
グローバルがどうのこうのいって見栄えよくする前に、もっと根本的に変えないといけないことが多々ありそうな気がする。
会社もそうだよね。
グローバルの時代だ!とか大きい声で言う会社ほど実態は伴っていない。
(前の会社がそうだった。)
何も言わずしれっと会社の公用語を英語にする会社の方がむしろ好感もてる。
でも、大人になってからだと身につけるのにかなり苦労するから、はやり脳が新鮮で柔らかいうちにやるしかないんだよね。
ちなみに私は6歳からアメリカに住んでいますが、ちゃんと思ってることを表現できるのには3年ぐらいはかかってました。
特別勉強したわけではなく、現地校でモミモミされて育ったので、もしかしたらそれ用の授業つけてもらってたらもっと早かったのかもね。
でもおかげでちゃんと英語は不自由なく使える。
別に通訳がいなくても子どものうちならわかるんですよ、ちゃんと。
私や私の弟がそれを証明してる。
身振り手振りやイラストとか使えば言葉はなくても思いは通じる。
そう思うと、小学校の英語の先生は日本人を使うのをやめるか、少なくとも私以上に英語できる人を使うべき。
これはうぬぼれではないです。
普通に質が悪いので心配なんです。
そして追加していうなら、ペーパーレスな授業をすべき!
以前 カタカナ語が日本人をだめにしてる みたいな記事を書きましたがそれも関係しています。
文字で表してしまうとついついそれを読んでしまう。
でも、耳で聞いて覚えるしかないとなると、より純粋に聞こえた音を覚えるんです。
私の友人に英語がからっきしだめな人がいます。
でも、カラオケに行くときれいな英語で歌を歌うんです。
読めないのにどうやって覚えたのと聞くと、ひたすら聞いて覚えたと答えてました。
大人がこれをやってのけれるなら、小学生にはたやすいはずです。
ふぅ・・・。
きっとまともな英語教育が実現するのは30年ぐらい先なんでしょうね。
いや、もっと未来のことかもしれない。
日本人が自分たちの常識の殻を破りグローバルな国になるためにはまだまだ時間がかかるのであろう。(偉そう)
そしてそのころにはブラックホールの解析が終わってたり、ダークマターの実態がわかっているかも!!!
ロマン溢れる未来!(違)
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